平田容疑者をかくまった容疑、元信者の女を逮捕(読売新聞ニュース)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120110-OYT1T00872.htm?from=y10
『警視庁は10日、オウム真理教による目黒公証役場事務長、仮谷清志さん(当時68歳)拉致事件で逮捕された平田信(まこと)容疑者(46)の逃亡を手助けしたとして、元教団信者の斎藤明美容疑者(49)を犯人隠匿の疑いで逮捕した。(・・・以下省略)』
このニュースを聞くと、理に沿ったことなのだろうが、なんとも切ない気がする。
平田容疑者を匿っていた斎藤明美容疑者(49)が出頭して、そして犯人隠匿の疑いで逮捕されただけのことなのだが、斎藤明美容疑者は17年近くを平田容疑者と一緒に逃亡していたとのことだが、親族ではないから刑が免除されることはないし、17年近く前からとは言っても、数日前まで犯人(平田信)を隠匿し続けてたわけだから、時効も成立しない。
17年近くを隠し通した2人に、昨年の一文字漢字の『絆』を感じるのだが、斎藤明美容疑者と平田容疑者が夫婦になろうとしても婚姻届を出すわけにも行かなかったろうし(親族となり、その結果として斎藤明美容疑者の犯人隠匿の刑が免除されるとしても)、なんとも可愛そうな気がしてしまう。
犯人隠匿を良しとするわけではないのだが、警察が一度は逮捕直前で取り逃がしたていることもあるのだし、どうも切ない気がする。
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