うちのオバさんの年金定期便が届いたので見てみたのだが、まだ分りづらい資料表示だった。
基礎年金に関してだけ言えば、支給される基礎年金の額は払い込み月数だけで決り、
792,100円(40年加入の満額) ×(60歳までの払い込み月数 ÷ 480ヶ月)= ①
200円 × 60歳までの付加保険料払い込み月数 = ②
① + ② = 基礎年金部分の支給額(100円未満繰り上げ)
となり、支給額は上記の①と②の合計で決るわけだが、そもそも計算式と、「60歳までの払い込み月数」と「60歳までの付加保険料払い込み月数」の両方が分らないと通知された基礎年金の支給額の妥当性が検証できない。
ところが「60歳までの払い込み月数」と「60歳までの付加保険料払い込み月数」は書かれてなく、国民年金、厚生年金別にそれぞれの加入月数は書かれているが、これは老齢基礎年金の計算に直接的な意味はないし、計算式の根拠もあえて教えずに、見込額は通知するが、その検証はさせたくないような通知となっている。
書かれている内容も、この書類を作成した時の前の月迄の情報(加入月数など)もあれば、年金を払い込み終わっている迄の情報(年間払いをしている場合は翌年3月まで(納付月数など))もあるし、このままの条件で60歳まで年金を払い込んだときの情報もある(年金の見込額)。
裏面に説明はあるが、もう少し通知をされる方の身になった定期便内容、表示方法にしてほしい。
それから、誕生日が「1日」生まれの人は、その前の日(前月の末日)が年齢到達日となるので、年金支払いはその前月分まで、つまり、1日生まれの人は60歳の誕生月の前々月分までが国民年金の支払い対象月となる。
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