来月から国民健康保険に加入するかも知れないのと、たまたま昨日、区役所の前を歩いていて暑かったので、区役所に涼みがてら入って国民健康保険料の算出方法の資料を貰ってきた(住民税(市民税・県民税)の算出方法も貰ってきた)。
そこで気になったのが2008年4月30日から「地方税法等の一部を改正する法律」により、スタートしている『ふるさと納税』で、この制度を活用することで節税効果(国民健康保険料の低減)が図れるのか?」が気になってきた。
川崎市の場合、国民健康保険料の算出方法は所得割分(所得に比例する負担分)、均等割分(世帯の人数に比例する負担分)、世帯割り分(固定額負担分)、の3つの要素の合計であり、このうちの所得割分は住民税を基にその1.5倍(国民健康保険料と介護保険料の合計)である。
ふるさと納税は寄付をした分相当額を減税するとことでトントンの話だと思っていたが差し引きトントンとは関係がない国民健康保険料の世界で、その1.5倍の影響があるわけで、ふるさと納税をすることによって川崎市への課税所得を下げれば国民健康保険料が、その1.5倍で下げられるわけである。
まだ良く調べていないので仮定のことだが、課税所得を100万とすると、住民税は10万、国民健康保険料の内の所得割分は15万である。
このときに適当な地方自冶体に5万を寄付(ふるさと納税)すると、寄付5万、住民税は5万、国民健康保険料の所得割分は7.5万になるわけである(要するに、国民健康保険料が7.5万安くなる)。
それから、寄付をした場合に自冶体によっては特産品の贈呈など特典を設けているみたいだし、 税額に対する寄付(ふるさと納税)の割合などの制限などもあるとは思うが、どうも一度、きちんと調べておいた方がよさそうな感じ。