私自身は裁判員にはなりたくないし個人的な信条としては、いやな制度だな、と感じているのだが、今までいい加減に判断していた職業裁判官にはかなりの制裁効果があった良い制度だったと感じる。
我々から見ると裁判官は雲の上の人で裁判官の声は天の声、みたいなところがあったわけだが、もっとも、大部分の裁判官はそのような偉い人なのだが、数いる裁判官の中にはとんでもない裁判官がいるのも事実で、中には結審してからもゆうに1年以上も判決を書かなかった横浜の裁判官(実名は控える)など、また、法律で保護されているためか不誠実な判決文(訂正が要される判決文)を記載する不誠実な裁判官も多々いる。
また判決を傍聴していても、毅然として信念を持って判決を下してる様子は見うけられず、ある意味パターン化していて月並みなことを述べたうえ、さらに弁論から拾ってきた情状酌量を述べて減刑して一件落着、といった感じも多い。
職業裁判官の中にも鋭い人がいて、自分の確認点で原告・被告等に追加して確認する人もいるわけだが、おうおうに彼らの相場というもので判決が下されてきたわけである。
今回、裁判員裁判制度が導入されて3件の判決を見る限りでは、彼らの今までの判決相場というものが世間一般の相場からは軽かったわけである。
裁判官が自己改善を図らないと、犯罪者がみんな裁判員裁判制度を拒否して裁判官による裁判を希望しちゃうようになちゃう気がする。
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