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上野の東京国立博物館で開催している「対決 巨匠たちの日本美術」をウチのオバさんと見てきた。開館時間は9時30分なのだが開館と同時に入ろうと思い今日は久々に通勤時間帯の電車に乗って行ってきた。早めの9時10分頃に博物館に着いて最初のうちは木陰で涼んでいたのだが、だんだん博物館の入口に並ぶ人も増えてきたので当方も並ぶことにした。開館と同時に100番目位で中に入ったのだが、中はその段階では最初の展示品の『運慶と快慶』の前のところが人混みで、その先の展示にまでは人並みが進んでなく、『運慶と快慶』を、さっさと見て、ドンドン混まないうちに先を見て行くことにした。
そんな訳で永徳と等伯の屏風も、他の屏風も、人垣の隙間から屏風の一部を見るのでなく、遠くから屏風全体を屏風の前の人垣にも邪魔されずに、屏風だけを屏風らしく見ることができた。それから他の数々の美術品も短時間ではあるけれども人混みに邪魔されずに見れたので、今日は当方の作戦勝ちだった。
それから比べると、品物だったら良い悪いが、食べ物だったら美味しいかが分かると云われるが、美術品の評価は判らないので別として、個人的な好みでは、円空より木喰の仏像の方が、歌麿より写楽の浮世絵の方が、鉄斎より大観の方が当方の好みだった。
また、『鶴下絵三十六歌仙和歌巻(宗達が巻物に無数の鶴の絵を下絵として描き、その上に光悦が三十六歌仙の和歌を記した巻物)』も展示されていて、前から気になってた巻物が見れたのも良かった。
それから、宗達と光琳の『風神雷神図屏風』は8月11日から1週間だけの展示で、残念ながら今日は見ることができなかったのだが他に展示されているものが凄いものばかりで特に悔しいとは感じられなかった。

その後は御徒町まで歩いて、いつもの回転すしへ。こちらも、いつもは(半年位前は)開店と同時に店内に入りきれなかった人の待ち行列が店の前にできてたのだが、今日は既に開店後の店にすんなり入れた(もしかしたら、今までは土、日で、今日は平日だったからかも)。
 

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