昨日の新聞にHDRイメージの写真を撮ることができるというカシオのコンパクトデジカメの広告が載っていた。
(撮影した後の処理が早く瞬時に露出を変えて3枚程度を撮影することができHDRのイメージを作れる、といったことが記載されていた。)
最近、HDRという言葉をよく聞きくのだがHDRイメージを作るためには、同じ写真を露出が適正なものと明暗2段階程度のもの、つまり同時に3枚程撮影して、それぞれの写真から色の良い部分を良いとこ取りする。
露出だけを変えたものを撮るためにはカメラを動かさない様に三脚を使って、かつ動かない被写体をシャッタースピードだけを変えて(絞りで露出調整すると被写体深度がが変わるのでダメ)撮る必要がある。
そして、それらの写真を合成することによって、より階調の増した写真になる(らしい)。
それから、写真を合成してHDRイメージの写真を作成するソフトがPhotomatix。
HDRイメージの写真は確かに色がきれいなのだが、なかなか露出だけ上下に2段階程度変えた写真なんかは条件があわず撮らない。
そんなわけで今回、1枚の元写真から、SILKYPIX Developer Studio Pro で露出だけ上下に2段階変えた写真を作り、それらの写真からPhotomatix Pro 3 でHDRイメージの写真を作ってみた。
それとは別にAdobe Photoshop Elements 9 で自動補正(スマート補正、カラー補正、レベル補正、コントラスト補正)した写真と、ACDSee Pro 3 で自動補正した写真と、元データの写真と、HDRイメージの写真と比べてみたのだが、個人的には何となくHDR写真の方が印象に残る色をしている。
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